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債券先物は小幅高、現物需給は良好との見方でー長期金利は一時ゼロ%

更新日時
  • 先物は1銭高の152円52銭、取引開始の152円39銭から持ち直す
  • 10年債がゼロ%になると20年債に買いの手伸びやすいーSMBC日興

債券市場では先物相場が小幅上昇。株高・債券安となった前週末の米国市場の流れを引き継いで売りが先行した後、日本株相場が急速に伸び悩んだことに加えて、日本銀行が実施した国債買い入れオペで現物債の需給の底堅さが示されたことを受けて、先物中心に買いが優勢となった。

  • 長期国債先物3月物の終値は前週末比1銭高の152円52銭。一時152円53銭まで上昇
  • 新発10年物353回債利回りは、日本相互証券の前週末午後3時の参照値から横ばいの0.005%。一時ゼロ%に低下

市場関係者の見方

 SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 米中貿易交渉の話は期待先行で決め手に欠き、株価が重い中、リスク回避の巻き戻しは入っても、リスク選好にはなり切れない
  • 20年債がしっかり。10年債がゼロ%になると金利低下余地が乏しいとの見方から買いの手が伸びやすい
  • 日銀の中期・超長期ゾーンの国債買い入れオペは、総じて無難からしっかりした結果

国債買い入れオペ

  • 残存1年超3年以下と3年超5年以下、10年超25年以下と25年超が対象。購入額はそれぞれ3500億円、4000億円、2000億円、500億円と、前回から据え置き
  • 25年超の応札倍率は3.68倍と昨年11月以来の高水準
  • SMBC日興の竹山氏
    • 25年超が弱めだったが、10-25年はしっかりした内容
    • 3-5年オペは5年債入札後の初回にもかかわらず応札倍率が低下し、需給改善の兆し
  • 過去の国債買い入れオペの結果一覧

背景

  • 18日の米国市場は株高・債券安、中国が米国に貿易不均衡の是正計画を提示との報道で米中貿易交渉の進展期待
  • 一方、この日の東京市場では米中通商交渉の知的財産権問題でほとんど進展なしとの報道で期待後退。東京株式相場は上げ幅縮小。日経平均株価の終値は前週末比0.3%高の2万719円33銭。ドル・円相場は1ドル=109円台半ばに小幅下落

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.170%-0.155%0.005%0.465%0.695%不成立
前週末比+0.5bp+0.5bp 横ばい 横ばい+0.5bp
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