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【米国株・国債・商品】株が上昇、米中貿易摩擦に緩和の兆し

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18日の米株式相場は上昇。6週間ぶりの高値を付けた。米国と中国が貿易摩擦の解消に近づいているとの兆しや、米鉱工業生産指数の製造業指数が予想より強かったことから、世界経済への信頼が高まった。米国債や金が下落し、原油は上昇した。

  • 米国株は4日続伸、中国が貿易不均衡の是正計画を提示との報道で
  • 米国債は続落、10年債利回り2.79%に上昇
  • NY原油は上昇、米中摩擦解消の兆しを好感
  • NY金は下落、1282.60ドルで終了

  S&P500種株価指数は週間で4週連続上昇と、昨年8月以降で最長の連続高。中国が米国に貿易不均衡の是正計画を提示したとするブルームバーグ・ニュースの報道を受けて、ボーイングからキャタピラーに至る貿易の影響を受けやすい企業や、テクノロジー銘柄が値上がりした。12月の米鉱工業生産指数で製造業が10カ月ぶりの大幅上昇となったことも、買い材料。フェイスブックは上げ幅を縮小。米当局が同社に制裁金を科す議論を行ったと米紙ワシントン・ポストが報じた。

  S&P500種は前日比1.3%高の2670.71で終了。ダウ工業株30種平均は336.25ドル(1.4%)上昇し、24706.35ドルで終えた。ナスダック総合指数は1%高。ニューヨーク時間午後4時47分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.79%。

  ニューヨーク原油先物は上昇。中国が米中貿易摩擦の解消に向け米国からの輸入拡大を提案したと伝わったことが背景。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は1.73ドル(3.3%)高の1バレル=53.80ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は2.5%高の62.70ドルで終えた。

  ニューヨーク金先物は下落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.8%安の1オンス=1282.60ドルで終了した。週間では0.5%の下落。

S&P 500 retraces half of loss since reaching record in September

  デラウェア・ライフの最高投資責任者、アンドルー・ケニー氏は「貿易はここしばらくの間、相場への重しとなってきた。当局者が合意を望んでいるのがかなり明確なのは良いことだ」と述べた。

  米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は17日、トランプ政権が対中関税を引き下げる措置を検討していると報道。米財務省はこれを直ちに否定したが、ムニューシン財務長官が摩擦緩和を実現できるかもしれないとの期待が膨らんだ。これに加えて、今週は経済指標が相次いで市場予想を上回り、強気なセンチメントが広がった。

原題:Stocks Rise on Signs of Easing U.S.-China Tensions: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Bear Flatten as Stocks Rally on Easing Trade Tensions(抜粋)
Oil Hits Two-Month High as China Truce Signals Brighter Outlook(抜粋)
Copper Extends Rally on Trade Optimism; Gold Posts Weekly Loss(抜粋)

(相場を更新し、最終2段落を加え、更新します.)
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