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ゴールドマンが75億ドル払えば訴追取り下げ議論も-マレーシア財務相

  • 1MDB不正事件、ゴールドマンは責任負うべきだとリム財務相
  • ゴールドマンCEO、マレーシア国民に今週謝罪の意思を表明

マレーシアの政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)を舞台とした汚職事件への関与があったとしてゴールドマン・サックス・グループは同国民に謝罪したが、同国政府は謝罪だけでは十分でないと考えている。

  マレーシア当局は昨年12月、1MDB事件に絡みゴールドマンを刑事訴追し、75億ドル(約8200億円)の支払いを求めた。同国のリム財務相は18日に記者団に対し、訴追取り下げを議論してもよいが、ゴールドマンがその額の支払いに応じることが条件になると指摘した。ゴールドマンは1MDBが債券発行で65億ドルを調達した際にアレンジャーを務めたが、マレーシア当局に提出した文書に虚偽の内容が含まれていたとされる。

Malaysia's Finance Minister Lim Guan Eng News Conference

マレーシアのリム財務相

写真家:Anthony Kwan / Bloomberg

  リム財務相はプトラジャヤで、「ゴールドマンは1MDBの不正スキャンダルでマレーシア国民が被った苦痛とトラウマを理解すべきだ」とし、「謝罪だけでは十分ではない。それでは不足だ。しかるべき賠償と補償が必要だ」と語った。

  1MDB事件を巡っては、ゴールドマンのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)が行員の関与を認め、マレーシア国民に謝罪の意思を今週示していた。

原題:Malaysia May Discuss Dropping Goldman’s Charges for $7.5 Billion(抜粋)

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