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円は上昇へ、日米国債利回り格差との逆相関強まる-95円も可能か

  • スタンダードチャータードは年末に1ドル=105円を予想
  • シティグループは今後1年に103円までの円高を想定

ドル・円相場の日米国債利回り格差との相関が強まっており、円の一段高が示唆されている。

  ブルームバーグのデータによれば、相関係数は今月0.63に上昇し、1年ぶりの高水準となった。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が利上げ停止を示唆する中で、10年物米国債利回りは1年ぶりの低水準。

  スタンダードチャータードとシティグループ、TDセキュリティーズは今後数カ月の円上昇を見込んでいる。

Rates in Play

Dollar-yen's correlation with yield differential has been strengthening

Source: Bloomberg

Note: Correlation is measured based on daily changes in 10-year yield differentials on a rolling 120-day basis

  スタンダードチャータードのマクロストラテジスト、マヤンク・ミシュラ氏(シンガポール在勤)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「ドルをショートするきっかけを待っていたが、米金融当局のハト派論調という形でそれが得られた」と述べた。

Narrowing yield differential exerts downward pressure on dollar-yen

  スタンダードチャータードは年末までに1ドル=105円になると予想。円を「非常に安い」とみているシティは、今後1年で103円までの円高を想定している。

  TDセキュリティーズの外為戦略北米責任者マーク・マコーミック氏(トロント在勤)は、資金が日本に回帰していると指摘し、「95円も十分可能に思われる」と語った。

Dollar-yen has fallen as capital returned to Japan

原題:Yen’s Rising Correlation With Yield Differentials Signals Upside(抜粋)

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