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シカゴ連銀総裁:金融当局、追加利上げに「容易に」辛抱強くなれる

  • 物価上昇が手に負えなくなるとは懸念していない-休止する良い時期
  • 年末時点で金利が現在より若干高くなったとしても驚かないだろう

シカゴ連銀のエバンス総裁は17日、荒れ模様の金融市場や落ち着いた物価動向の下で、米金融当局として経済見通しを精査するに当たり、追加利上げに辛抱強い姿勢を「容易に」取ることが可能だとの見解を示した。

  ブルームバーグテレビジョンとのインタビューでエバンス総裁は、利上げを「休止する良い時期にある」とし、「物価上昇が手に負えなくなるとは懸念していない」と述べた。

Key Speakers At The University Of Chicago Graduate China Forum

エバンス総裁

Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

  米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長や他の当局者はこの数週間、利上げを休止する可能性を示唆しており、エバンス総裁の発言もそれに同調するものだ。エバンス総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。

  経済に不確実性をもたらす要因としてエバンス総裁は欧州や中国の成長鈍化のほか、米政府機関閉鎖や米中貿易戦争で生じる可能性のある影響を挙げた。ただ、力強い個人消費や先月の雇用統計に言及し、米経済見通し全般に信頼感を示した。

  同総裁は「年末時点のフェデラルファンド(FF)金利が現在より若干高くなったとしても驚かないだろう」とした上で、「それは景気拡大やインフレ上振れが前提になるだろう」と語った。

原題:Evans Says Fed Can Easily Be Patient and Assess Economic Outlook(抜粋)

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