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EU:合意なき英離脱の可能性、「極めて真剣に」受けとめている

欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は、英EU離脱に備えて「万全の対策を取っている」と明らかにした。メイ英首相がEUと取り決めた離脱合意案が今週の英議会採決で歴史的な敗北となり、合意なき離脱の可能性が高まっているためだ。

  欧州委員会のシナス報道官は17日、記者団に対し「15日の夜以降、合意なき離脱の可能性が高まっているため、今これを真剣に受けとめている」と発言。英国が合意なしにEUを出ていく場合に備え、「かなりのパッケージを準備した」と述べた。

  シナス氏によると、同委員会の事務次長がEU加盟国を訪問し、合意なき離脱が起きた場合の各国政府の準備状況について協議するほか、EU全体の措置と各国の取り組みの協調を図る方針だ。委員会の有事計画は航空交通からデータ共有やデリバティブ(金融派生商品)決済に至る「不可欠かつ緊急の」政策に焦点が絞られる。

原題:EU Says Taking ‘Very Seriously’ Possibility of No-Deal Brexit(抜粋)

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