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ゴールドマンCEO、マレーシアに謝罪-1MDB事件に元幹部関与で

  • マレーシアは元幹部ライスナー被告ら「多くの人間にだまされた」
  • ソロモンCEO:起債で相当のデューデリジェンスを実施した

ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ソロモン 最高経営責任者(CEO)は16日、マレーシアの政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)を舞台とした汚職事件で同行の元幹部だったティム・ライスナー被告が関与していたことを同国民に謝罪した。

  ソロモンCEOは昨年10-12月(第4四半期)決算に関するアナリスト向け電話会議で、マレーシアは「多くの人間によってだまされた」と述べ、ライスナー被告も「そのうちの1人だった」と指摘した。

Key Speakers At The 2018 Milken Conference

ゴールドマンのソロモンCEO

写真家:Patrick T. Fallon / Bloomberg

  マレーシアは同国史上最大級の汚職事件を引き起こした関係性を巡ってゴールドマンに対する訴追手続きを取っている。シンガポール当局は1MDB関連資金の流れに関する刑事捜査でゴールドマンにも対象を拡大し、米司法省と緊密に協力していると複数の関係者が先月明らかにしていた。シンガポール当局はゴールドマンが2012年から13年に1MDBのために取りまとめた3件の起債案件について、手数料約6億ドル(現行レートで650億円)の一部がシンガポールの子会社に渡ったかどうか突き止めようとしているという。

  昨年10月にCEOに就任以来初めて決算発表に関する電話会議に臨んだソロモンCEOは、同行がこれらの取引について相当のデューデリジェンス(精査)を実施したとあらためて述べ、ライスナー被告にだまされたとの見解を示した。同行は司法省を協力しており、捜査はまだ継続中だと述べた。同被告は昨年、マネーロンダリング(資金洗浄)のための共謀などについて罪を認めている。

原題:Solomon Apologizes to Malaysians for Leissner’s 1MDB Role (1)(抜粋)

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