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【米国株・国債・商品】株が続伸、銀行に買い-国債は小安い

更新日時
  • 好決算発表のゴールドマン、BofAが株価指数押し上げ
  • 米国債イールドカーブ、1月8日以来初のフラット化

16日の米株式相場は続伸。米中関係が緊迫化するとの懸念が上値をやや抑制したものの、2018年10-12月(第4四半期)企業決算シーズンが予想を上回る好スタートを切ったことで買いが広がった。米国債は総じて小幅安。

  • 米国株は続伸、決算良好の銀行が指数押し上げ
  • 米国債は小幅安、10年債利回り2.73%に上昇
  • NY原油は続伸、サウジとロシアが減産実施の兆候示す
  • NY金は反発、英EU離脱巡る混乱で逃避需要高まる

  S&P500種株価指数は50日移動平均線の近くで終えた。ゴールドマン・サックス・グループとバンク・オブ・アメリカが決算発表後に買われ、金融が主要株価指数を押し上げた。遅い時間には、中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が米企業から企業秘密を盗んだ疑いで米連邦検察当局が刑事捜査を行っているとの米紙報道が材料視され、ナスダック100指数は上げを失った。

  S&P500種は前日比0.2%高の2616.10。ダウ工業株30種平均は141.57ドル(0.6%)上昇し24207.16ドル。ナスダック総合指数は0.2%高。ニューヨーク時間午後4時48分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.73%。

  ニューヨーク原油先物は続伸。午後に上昇に転じ、バレル当たり52ドル台を回復した。ロシアとサウジアラビアが減産を実施している兆候が材料視され、買いが膨らんだ。朝方は、米エネルギー情報局(EIA)の統計でガソリンなどの在庫の大幅増加が明らかになったことを受け、1.6%下げる場面もあった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は20セント(0.4%)高の1バレル=52.31ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は1.1%高の61.32ドルで終えた。

  ニューヨーク金先物は反発。EU離脱を巡る英国の混迷が響き、世界的な株高の影響が薄れた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.4%高の1オンス=1293.80ドルで終了。ここ4営業日で3度目の上昇となった。

  インディペンデント・アドバイザー・アライアンスの最高投資責任者(CIO)クリス・ザカレリ氏はこの日の米株市場を振り返り、「金融、特に銀行の値動きは、より広範なリスクオンの相場上昇の一側面にすぎないのだと思う」とコメント。「金融株は相対的な値ごろ感があることや、景気サイクルの追い風が好影響になっている」と話した。

  米国債は遅い時間、原油高やエネルギー株堅調で米国株が日中高値を付けたことが下落圧力となった。30年債がほぼ横ばいとなる中、5年債と30年債の利回り差は1月8日以降で初めて縮小した。

原題:Stocks Rise as Banks Add Boost; Treasuries Decline: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Bear Flatten as Late Oil Climb Supports Energy Stocks
Oil Gains as Russia, Saudis Signal Commitment to Production Cuts
PRECIOUS: Gold Rises as Brexit Turmoil Eclipses Jump in Equities

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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