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株式市場に強気が戻ってくる、反発確実-ベテランエコノミストが言明

  • 米リセッションへの恐怖は過ぎ、景気に依然拡大余地-サイナイ氏
  • 2019年下半期までに「全員が中国株を買っている」

ベテランのエコノミストのアレン・サイナイ氏は、世界的に中央銀行が引き締め姿勢を後退させ、中国当局が景気対策に動いているため、米国から中国まで株式市場の反発が保証されているとの見方を示した。

  ブルームバーグテレビジョンとのインタビューに東京で応じたサイナイ氏は「インフレ率が低くとどまる限り、かなりの低金利が続く。これは大きなサプライズで、どこも低インフレだ。株式には強気になる必要がある」と発言。「株式市場に強気は戻る。どこかに行ってしまったということは決してない」と説明した。

Allen Sinai

アレン・サイナイ氏

写真家:Daniel Acker / Bloomberg

  40年以上にわたってエコノミストとして活動し、歴代の米連邦準備制度理事会(FRB)議長を個人的に知るサイナイ氏は、投資家は現在の景気拡大が異例に長いという事実に神経質になっており、昨年10-12月(第4四半期)の株価急落は本質的にリセッション(景気後退)への恐怖だったと分析。だが、現状は景気拡大期の3年目か4年目あたりの状況に近く、拡大が続く余地がまだあることを示唆していると語った。

  テクノロジーの進歩が価格圧力を抑え、インフレにつながる誘因を阻止している様子だと指摘。米金融当局と追加利上げ見通しについて「当局は長い間待つ余裕があるだろう」と述べた。

  中国が輸出を拡大させるのではなく、国内成長や消費を後押しするため減税に踏み切る計画はかなりの成果を生むはずだとの見方も示し、「今年下半期までに全員が中国株を買っていると思う」と語った。

原題:Bull Market in Equities Is Coming Back, Allen Sinai Says (1)(抜粋)

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