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カーニー英中銀総裁:合意なき離脱で必要となる権限を財務省と協議

  • 総裁は昨年11月の金融安定報告について議会で証言
  • メイ首相は16日、労働党が提出した内閣不信任案に直面

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は、英国が欧州連合(EU)から合意なく離脱する場合に備え、金融市場の混乱沈静化に必要となる権限を英財務省と協議していると述べた。

  カーニー総裁は16日、市場動向は合意なき離脱の可能性が低いことを示唆していると議会で強調した。総裁を含むBOE当局者はこの日、昨年11月に発表した金融安定報告について議会証言を行った。

  メイ首相がEUと合意した離脱協定は英議会が15日、大差を付けて否決した。野党・労働党は内閣不信任案を提出したが、メイ首相は不信任案を乗り切るとみられる。ただ、離脱を巡る今後の見通しは不透明だ。

  カーニー総裁は英国の金融システムは強靱(きょうじん)だと繰り返した上で、BOEに必要な権限は3月29日の離脱期限前に付与されるべきだと主張した。

原題:Carney Says BOE Discussing No-Deal Brexit Powers With Treasury(抜粋)

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