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通貨ストラテジスト、メイ首相敗北の明るい側面に注目ーポンドに強気

  • 交渉期間延長の可能性などポンド支える-スタンダードチャータード
  • ポンドは「あまりにも過小評価されている」-ジェン氏

メイ英首相の欧州連合(EU)離脱案は議会で歴史的大差で否決されたが、ポンドが今後上昇するとの通貨ストラテジストのコンセンサスは揺るがなかった。

   メイ首相の大差での敗北にもかかわらず、ポンドは16日に上昇。同日夜には不信任案の採決が行われるが、首相はこれを乗り切るとみられている。

  ブルームバーグが見解をまとめた8人のアナリストのうち5人は、ポンドの見通し改善を予想。ポンドのオプションのボラティリティーも低下し、信頼感の高まりを示している。

  スタンダードチャータードは、メイ首相が不信任投票を乗り切るとの見通しや離脱交渉の期間が延長される高い可能性、合意なき離脱の可能性の低さなどがポンドを支えると指摘した。

  ユーリゾンSLJキャピタルのスティーブン・ジェン最高経営責任者(CEO)は、投票結果があまりにも厳しかったため、ソフトな離脱や場合によっては2回目の国民投票の可能性すら浮上したかもしれないと述べた。ポンドは「あまりにも安く、あまりにも過小評価されている」として、適正価格は1.50ー1.55ドルとの見方を示した。

原題:So Bad It’s Good: Analysts See Silver Lining in Brexit Rejection(抜粋)

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