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中期債相場が上昇、日銀オペで好需給を確認-長期金利はゼロ%に低下

更新日時
  • 新発2年債利回りは1bp、新発5年債利回りは0.5bpの低下
  • 中短期ゾーン中心の強さが長期ゾーンにも波及-野村証

債券市場では中期債相場を中心に上昇。長期金利は前日に続いてゼロ%まで低下した。前日の米国市場の株高・長期金利上昇の流れを引き継いで売りが先行した後、日本株の軟化に加えて、好需給観測を背景にした中期ゾーンの買いが長期債に波及した。

  • 長期国債先物3月物の終値は前日比1銭安の152円58銭。7銭安の152円52銭まで下げた後、午後には3銭高の152円62銭まで上昇場面
  • 新発10年物353回債利回りは日本相互証券の前日午後3時の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)低い0.000%に低下

市場関係者の見方

  • 野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト
    • 昨日の短国買いオペが5000億円と、市場予想の上限2000億円を大幅に上回ったことが全体的な好需給観測を強めた
    • 中短期ゾーン中心の強さが長期ゾーンにも波及
    • 新発10年債は利回りが再びマイナス圏入りもあり得るとの見方が根強く、ゼロ%に近づいても売りが広がらない

国債買い入れオペ

  • 残存期間5年超10年以下が対象、オファー額は前回と同じ4300億円
  • 応札倍率は2.21倍に低下、前回は3.28倍
  • 野村証の中島氏
    • 市場の売り圧力を映す応札倍率が低下するなどやや強めの結果
  • 過去の国債買い切りオペの結果一覧

背景

  • 日経平均株価の終値は前日比0.2%安の2万402円27銭
  • 16日の米国市場では10年物国債利回りが1bp高い2.72%程度。17日の時間外取引では2.71%前後

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.175%-0.160%0.000%0.460%0.695%0.790%
前日比 -1.0bp -0.5bp -0.5bp 横ばい +0.5bp 横ばい
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