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【米国株・国債・商品】株反発、ハイテク中心に買い-原油も上昇

更新日時

15日の米株式相場は反発。中国が景気対策の実施を表明したため、ハイテク株を中心に買いが入った。10年債利回りは日中はおおむね2.71%前後で推移した。

  • 米国株は反発、S&P500種は2600超え
  • 米国債は小幅安、10年債利回り2.72%
  • NY原油は反発、在庫減少観測で
  • NY金は反落、株やドルの上昇を嫌気

  S&P500種株価指数は約1週間ぶりの大幅高となり、節目の2600を上回った。先週は同水準を3回試してたが、いずれも上抜くことはできなかった。大型ハイテク株で構成されるナスダック100指数は3日ぶりに上げた。中国が経済対策の拡大を表明したため、貿易摩擦の影響を巡る懸念が後退した。値上げを発表したネットフリックスは急伸。

  S&P500種は前日比1.1%高の2610.30。ダウ工業株30種平均は155.75ドル(0.7%)上昇し24065.59ドル。ナスダック総合指数は1.7%高。ニューヨーク時間午後4時54分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.72%。

  ニューヨーク原油先物は反発。米国の在庫が2週連続で減少するとの観測に加え、中国が景気浮揚策の実施を示唆したため、買いが入った。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は1.60ドル(3.2%)高の1バレル=52.11ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は1.65ドル高の60.64ドルで終えた。

  ニューヨーク金先物は反落。中国が景気刺激策の実施を示唆したため、株やドルが上昇し、金には売りが優勢となった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.2%安の1オンス=1288.40ドルで終えた。

  ノースウェスタン・ミューチュアル・ウェルスマネジメントのチーフ投資ストラテジスト、ブレント・シャット氏は「世界第2位の経済大国が自国経済を抑制するのではなく刺激しようとしていることに、この日の相場は前向きに反応した」と指摘。「ハイテク企業は中国の状況に深く関係している。米ハイテクセクターは他のどのセクターよりも中国からの売り上げが多い」と述べた。

  昨年末に売りを誘った弱いマクロ経済指標は金融緩和の可能性につながり、現在の上昇局面を誘発している。ただ、見通しを暗くするリスク要因は少なくない。米政府機関の一部閉鎖だけでなく、英国の欧州連合(EU)離脱問題のほか、決算発表シーズンにある企業収益からも目が離せない。

原題:Tech Stocks Spur Rally After China Adds Stimulus: Markets Wrap(抜粋)
Oil Resumes Rally as Stockpiles Seen Lower, China Eyes Tax Cuts
PRECIOUS: Gold Drops, Extends Poor Start to Year as Dollar Rises

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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