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人民元見通し引き上げ、米中摩擦緩和で地合い改善-ゴールドマン

  • 人民元が向こう1年で6.7元に上昇するとゴールドマンは予想
  • スタンダードチャータードやシティグループも元高を見込む

ゴールドマン・サックス・グループが中国人民元相場の見通しを引き上げた。世界の2大経済大国である米中間の貿易摩擦の緩和に伴うセンチメント改善を反映した。

  ゴールドマンのダニー・スワナプルティ氏らアナリストは14日のリポートで、人民元が向こう1年で約0.9%上昇し、1ドル=6.7元になると予想。元は昨年10月に付けた10年ぶり安値から回復しつつあり、米中通商合意への期待や米連邦準備制度が利上げを停止する可能性があるとの観測を背景に過去4営業日で1.4%上昇した。

China's yuan jumped to highest since July as Goldman boosted forecasts

  アナリストらはリポートで貿易摩擦について、「『合意』や『現状維持』のシナリオとなる可能性が高まる一方、予測の範囲を超えてエスカレートするリスクは低下している」と指摘。 「貿易摩擦が一息つく場合でも、中国の成長鈍化と対外収支の悪化が重なるなどの要因で、行き過ぎた元高は抑制される公算が大きい」との見解を示した。

  ゴールドマン以外でも元の強気派が増えつつある。スタンダードチャータードは元の年末時点の水準を6.65元と予測。海外からの資金流入が追い風になるとみている。シティグループは元が6.6元に達するとの見方に基づく取引を開始した。

原題:Goldman Raises Forecasts on China’s Yuan as U.S Tension Easing(抜粋)

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