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円全面安、アジア株高でリスク選好ードル108円後半

更新日時
  • 108円14銭から午後に一時108円75銭まで上昇-約1週間ぶりドル高
  • ドル・円、アジア株堅調でリスクオンの円売り優勢-あおぞら銀

3連休明けの東京外国為替市場で円は主要通貨に対して全面安。中国の景気対策を背景に、中国株や日本株などアジア株が上昇、リスク選好の円売りが優勢となった。

  • 15日午後3時38分現在のドル・円は前日比0.5%高の1ドル=108円70銭。午後に一時108円75銭と9日以来のドル高・円安水準
  • ポンド・ドル相場は0.3%高の1ポンド=1.2901ドル。前日に一時1.2930ドルと2018年11月15日以来のポンド高・ドル安水準

市場関係者の見方

あおぞら銀行の諸我晃総合資金部部長

  • 中国上海総合指数を含めてアジア株が堅調。人民元も強い。リスクオンで円売りが優勢となっている
  • 英議会が欧州連合(EU)離脱案を否決するとの見方が優勢だが、大差でなければ次のステップで第2回採決の可能性。また大差で否決されれば3月29日の英EU離脱期限を延長する可能性も
  • ハードブレグジット(合意なき英EU離脱)にならない手段が残されているので安心感があり、ポンド・ドルはしっかり

外為どっとコム総研の神田卓也調査部長

  • 個人投資家のポジションはポンド・円でみると、まだロングが多いが、ポンド・ドルではショートの方が多い。個人投資家はかなりの確率で英議会否決を織り込んでおり、採決結果によりポンドが急落する可能性はそれほど大きくない
  • 英議会採決では、すぐに合意なき離脱に直結することはなさそうで、焦点は3日以内に提出されるプランBの内容。そこで離脱延期などが出てくればポンドがいったん反発する可能性も

背景

  • 日本株は続伸。日経平均株価は前週末比195円59銭(1%)高の2万555円29銭で取引を終了。中国上海総合指数は一時1%超上昇
  • 中国:より大規模な減税方針打ち出す-景気下支え狙う
  • 中国の金融政策、景気に「十分」な支援提供へ-人民銀の朱副総裁
  • 英首相が離脱案で2回目の採決検討、最初の否決後にEU譲歩も-サン
  • 英・EU、離脱延期も想定か-議会で大敗なら他に選択肢ないと当局者
    ドル・円相場の推移
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