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1月14日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:円が上昇、投資家が慎重姿勢維持-ドル指数下落

  14日のニューヨーク外国為替市場では、円が幅広い通貨に対して上昇を維持。ブルームバーグのドル指数は小幅低下した。米政府機関の閉鎖が続く中、 昨年12月に中国の輸出入が予想外に減少したことを示す指標が材料となった。

  ドルは主要10通貨に対しまちまちとなり、ドル指数は200日移動平均線近辺で終了。米国で経済指標の発表がない一方、中国の貿易が12月に落ち込んだことでリスク回避ムードが広がった。米国の主要株式指数はこの日、ハイテク株の軟調を受けて下落した。

  ニューヨーク時間午後4時30分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前週末比0.2%低下。ドルは対円で0.3%安の1ドル=108円16銭。ユーロはドルに対し横ばいの1ユーロ=1.1469ドル。

  この日24日目となった米政府機関閉鎖に関し、グラム米上院議員はトランプ大統領にこれら機関の一時再開を呼び掛けたが、大統領はこれをはねつけた。

  円は主要10通貨全てに対して上昇。ドルに対して一時は107円99銭まで買われた。

  英議会による欧州連合(EU)離脱案採決を翌日に控え、ポンドは対ドルで上昇。一時は0.7%高の1ポンド=1.2930ドルに値上がりした。 

欧州時間の取引

  ユーロが心理的節目の1ユーロ=1.15ドルを下回って推移した。中国の貿易統計が世界経済情勢への懸念をあおり、円買いの流れとなった。欧州およびロンドン在勤のトレーダー2人によると、前週末にユーロが1ユーロ=1.1480ドルを割り込んだ後、短期筋の一部がユーロのロングを減らしている。
原題:Yen Holds Broad Gains as Investors Remain Cautious: Inside G-10(抜粋)
Euro Drops as Traders Turn to Yen After China Data: Inside G-10

◎米国株・国債・商品:株が続落、中国統計を嫌気-原油も下げる

  14日の米株式相場は続落。中国の弱い貿易統計を受けて世界経済が減速しているとの懸念が強まり、売りが優勢になった。米国債はまちまち。10年債利回りは小幅上昇に転じ、利回り曲線はスティープ化した。

  • 米国株は続落、中国貿易統計を受けて景気減速懸念が強まる
  • 米国債は小幅安、10年債利回り2.71%
  • NY原油は続落、中国経済指標が失望誘う
  • NY金は小幅続伸、中国経済指標で景気減速懸念が再燃

  S&P500種株価指数は今月に入って3度目の下げ。ハイテク株を中心に売りが出た。中国の輸出が減少し、米中の貿易摩擦が世界の経済成長に影響しているとの懸念が強まった。米議会が医薬品の価格決定を巡り調査を開始したことから薬品株が安い。破産法の適用を申請する意向を示したPG&Eは急落。シティグループはトレーディング環境が今月に入って改善し始めているとの見解を示した。これを好感し、銀行など金融株は上昇した。

  S&P500種は前営業日比0.5%安の2582.61。ダウ工業株30種平均は86.11ドル(0.4%)下落し23909.84ドル。ナスダック総合指数は0.9%安。ニューヨーク時間午後4時47分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.71%。

  ニューヨーク原油先物は続落。中国の経済指標が失望を誘う内容となり、経済成長を巡る懸念が再燃した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は1.08ドル(2.1%)安の1バレル=50.51ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は1.49ドル安の58.99ドルで終えた。

  ニューヨーク金先物は小幅続伸。中国の経済指標が予想を下回ったほか、株価が下落したため、世界経済の減速懸念から金への逃避需要が強まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.1%高の1オンス=1291.30ドルで終えた。
  マニュライフ・アセット・マネジメントのマクロ戦略責任者、フランシス・ドナルド氏はインタビューで、「相場の行方には引き続き2つのマクロ経済イベントが影響している」と指摘。「1つ目は世界経済の方向性で、中国の弱い貿易統計は世界経済がまだ明らかに底入れしていないことを示している可能性がある。2つ目の問題は米政府機関閉鎖の継続とそれが見通しにどの程度影響するかだ」と話した。
原題:U.S. Stocks, Dollar Fall After Chinese Trade Data: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Mixed, Steeper, After Erasing Gains in U.S. Dealing
Oil Retreats With Equities as Rally to Bull Market Seen Overdone
PRECIOUS: Gold Advances as China Trade Data Spur Slowdown Fears

◎欧州債:イタリア債上昇、ドイツ債は上げ幅縮小-株が下げ渋る

  14日の欧州債はイタリア債が上昇。シンジケート団を通じた15年物の国債入札が発表された後に上げに転じた。ドイツ債は株が下げ渋ると上げ幅を縮小した。

  • イタリア債の利回り曲線はブルスティープ化した。同国財務省は、シンジケート団が新発15年債の募集・売り出しを引き受けたと明らかにした
  • ドイツ債など欧州国債は、中国の輸出入やユーロ圏鉱工業生産が市場予想に及ばなかったことから買いが先行していたが、株が持ち直すと伸び悩んだ
  • ドイツ10年債利回りは1bp下げて0.23%、フランス10年債利回りは3bp低下して0.64%、イタリア10年債利回りは2bp下げて2.84%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:Italian Bonds Rise, Bunds Pare Gains; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

(NY外為と米国株・国債・商品を更新します.)
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