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米下院委、製薬業界の価格設定慣行など「広範な調査」開始

  • 12社に対して主力薬品の価格設定の情報提出を求めた
  • 大幅に値上げしている理由を調査すると委員長

米下院民主党は米製薬業界の価格設定慣行について「広範な調査」を開始した。この問題を巡ってはホワイトハウスと見解が一致する点があるとみられており、下院民主党は迅速に行動に移した。

  下院監視・政府改革委員会は製薬企業12社に対し、特定医薬品の価格設定で詳細な情報を提出するよう求めた。該当する医薬品にはアッヴィのリウマチ治療薬「ヒュミラ」やアムジェンのリウマチ治療薬「エンブレル」、ファイザーの鎮痛剤「リリカ」、サノフィの糖尿病治療薬「ランタス」など主力薬品が含まれる。

  ジェネリック(後発医薬品)で入手可能なアストラゼネカの高脂血症治療薬「クレストール」やテバファーマスーティカル・インダストリーズの多発性硬化症治療剤「コパキソン」も調査対象。

  同委のカミングス委員長は「製薬各社が長年、既存薬を大幅に値上げしてきたほか、新薬の発売価格も引き上げ、棚ぼたの利益を上げてきた」とした上で、「この調査の目的は製薬会社がこれほど大幅に値上げしている理由や、各社が利益をどのように使っているか、処方薬価引き下げのためにどのような措置を講じ得るかを調べることだ」と説明した。

原題:Drugmakers Pressed to Explain Pricing as House Panel Opens Probe(抜粋)

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