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【米国株・国債・商品】株が続落、中国統計を嫌気-原油も下げる

更新日時

14日の米株式相場は続落。中国の弱い貿易統計を受けて世界経済が減速しているとの懸念が強まり、売りが優勢になった。米国債はまちまち。10年債利回りは小幅上昇に転じ、利回り曲線はスティープ化した。

  • 米国株は続落、中国貿易統計を受けて景気減速懸念が強まる
  • 米国債は小幅安、10年債利回り2.71%
  • NY原油は続落、中国経済指標が失望誘う
  • NY金は小幅続伸、中国経済指標で景気減速懸念が再燃

  S&P500種株価指数は今月に入って3度目の下げ。ハイテク株を中心に売りが出た。中国の輸出が減少し、米中の貿易摩擦が世界の経済成長に影響しているとの懸念が強まった。米議会が医薬品の価格決定を巡り調査を開始したことから薬品株が安い。破産法の適用を申請する意向を示したPG&Eは急落。シティグループはトレーディング環境が今月に入って改善し始めているとの見解を示した。これを好感し、銀行など金融株は上昇した。

  S&P500種は前営業日比0.5%安の2582.61。ダウ工業株30種平均は86.11ドル(0.4%)下落し23909.84ドル。ナスダック総合指数は0.9%安。ニューヨーク時間午後4時47分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.71%。

  ニューヨーク原油先物は続落。中国の経済指標が失望を誘う内容となり、経済成長を巡る懸念が再燃した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は1.08ドル(2.1%)安の1バレル=50.51ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は1.49ドル安の58.99ドルで終えた。

  ニューヨーク金先物は小幅続伸。中国の経済指標が予想を下回ったほか、株価が下落したため、世界経済の減速懸念から金への逃避需要が強まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.1%高の1オンス=1291.30ドルで終えた。

S&P 500 valuations trade just above the 10-year average

  マニュライフ・アセット・マネジメントのマクロ戦略責任者、フランシス・ドナルド氏はインタビューで、「相場の行方には引き続き2つのマクロ経済イベントが影響している」と指摘。「1つ目は世界経済の方向性で、中国の弱い貿易統計は世界経済がまだ明らかに底入れしていないことを示している可能性がある。2つ目の問題は米政府機関閉鎖の継続とそれが見通しにどの程度影響するかだ」と話した。

原題:U.S. Stocks, Dollar Fall After Chinese Trade Data: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Mixed, Steeper, After Erasing Gains in U.S. Dealing
Oil Retreats With Equities as Rally to Bull Market Seen Overdone
PRECIOUS: Gold Advances as China Trade Data Spur Slowdown Fears

(第1段落後半と最終段落を追加し、更新します.)
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