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主要国経済、一段と鈍化傾向に-11月のOECD景気先行指数

  • 景気先行指数は18年初めから下落基調にあり、11月も下げが継続
  • 米国との貿易摩擦の影響が統計に出始め-12月の中国輸出は前年割れ

経済協力開発機構(OECD)が14日発表した2018年11月の景気先行指数は、主要国経済の勢いが全体的に鈍りつつあることを示した。

  前週発表された11月のドイツ鉱工業生産指数が市場予想を大きく下回り、14日発表の12月の中国貿易統計が輸出入の低迷を示したことでリセッション(景気後退)懸念が台頭する中で、同指数は世界的な成長鈍化の新たな兆しとなる。

Easing Confirmed

Growth in the some of the world’s biggest economies is slowing

Source: OECD

  6-9カ月先の転換点を予測する指標とされる同指数は18年の初めから下落基調にあり、11月も下げが継続。OECDは米国とドイツに言及し、勢いの軟化を示す「暫定的な兆候」がここにきて確認されたと指摘した。

  最新の数値についてブルームバーグ・エコノミクスは、同指数が示すのは「減速であり、メルトダウンではない」が、それでもこの勢いの失速は「著しい」と指摘した。

  米国との貿易摩擦の影響が統計に出始めつつある。12月の中国の輸出はドルベースで前年同月比4.4%減少と、16年以来最大の落ち込みとなった。輸入の下落率も16年来以降で最大となり、中国を輸出市場とする企業に影響を及ぼしかねない同国内需の鈍化をうかがわせた。

原題:World’s Biggest Economies Are Moving Deeper Into a Slowdown(抜粋)

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