ギリシャのチプラス首相、信任投票求める-国防相辞意で連立崩壊

  • ギリシャ議会は暫定的に信任投票を16日に行う計画
  • 総選挙前倒しは投資家にとって朗報になる-テネオのピコリ氏

ギリシャで連立政権が崩壊したのを受け、チプラス首相は13日、信任投票を求めた。総選挙が前倒しとなり、与党急進左派連合(SYRIZA)を率いるチプラス首相の4年にわたる政権運営の終わりにつながる可能性もある。

  連立パートナーだった独立ギリシャ人党の党首、カメノス国防相は13日、隣国マケドニアの国名変更に関する二国間合意に反対し、連立政権から離脱。これを受け、ギリシャ議会は暫定的に信任投票を16日に行う計画を決めた。総選挙はこれまで9月実施が予定されていた。

カメノス国防相の辞任を受けてオフィスから出るチプラス首相(1月13日、アテネ)

写真家:Yorgos Karahalis / AP Photo

  ロンドンを拠点とするコンサルタンティング会社、テネオ・インテリジェンスの共同社長、ウォルファンゴ・ピコリ氏は「総選挙前倒しは投資家にとって朗報だ」と述べ、 「この国は数週間にわたって選挙モードだった。選挙は早ければ早いほど良い」と指摘した。

  チプラス首相(44)が信任投票を乗り切れるかどうかは、カメノス氏率いる独立ギリシャ人党の議員らが結束するかどうか次第。チプラス首相は総選挙前倒しを回避するため他の政党や無所属議員らにも支持を求める可能性がある。

原題:Greece’s Tsipras on the Brink as Confidence Vote Looms This Week(抜粋)

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