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【NY外為】円が上昇、投資家が慎重姿勢維持-ドル指数下落

更新日時
  • リスク回避ムード強い、予想下回る中国貿易統計が引き金
  • 米政府機関閉鎖、打開の気配なく-ドル指数は200日移動平均線近く
Pedestrians walk past the New York Stock Exchange.
Pedestrians walk past the New York Stock Exchange. Photographer: John Taggart/Bloomberg
Pedestrians walk past the New York Stock Exchange.
Photographer: John Taggart/Bloomberg

14日のニューヨーク外国為替市場では、円が幅広い通貨に対して上昇を維持。ブルームバーグのドル指数は小幅低下した。米政府機関の閉鎖が続く中、 昨年12月に中国の輸出入が予想外に減少したことを示す指標が材料となった。

  ドルは主要10通貨に対しまちまちとなり、ドル指数は200日移動平均線近辺で終了。米国で経済指標の発表がない一方、中国の貿易が12月に落ち込んだことでリスク回避ムードが広がった。米国の主要株式指数はこの日、ハイテク株の軟調を受けて下落した。

  ニューヨーク時間午後4時30分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前週末比0.2%低下。ドルは対円で0.3%安の1ドル=108円16銭。ユーロはドルに対し横ばいの1ユーロ=1.1469ドル。

  この日24日目となった米政府機関閉鎖に関し、グラム米上院議員はトランプ大統領にこれら機関の一時再開を呼び掛けたが、大統領はこれをはねつけた。

  円は主要10通貨全てに対して上昇。ドルに対して一時は107円99銭まで買われた。

  英議会による欧州連合(EU)離脱案採決を翌日に控え、ポンドは対ドルで上昇。一時は0.7%高の1ポンド=1.2930ドルに値上がりした。 

欧州時間の取引

  ユーロが心理的節目の1ユーロ=1.15ドルを下回って推移した。中国の貿易統計が世界経済情勢への懸念をあおり、円買いの流れとなった。欧州およびロンドン在勤のトレーダー2人によると、前週末にユーロが1ユーロ=1.1480ドルを割り込んだ後、短期筋の一部がユーロのロングを減らしている。

原題:Yen Holds Broad Gains as Investors Remain Cautious: Inside G-10(抜粋)
Euro Drops as Traders Turn to Yen After China Data: Inside G-10

(第1段落を書き換え、4段落以降を追加して更新します.)
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