パウエル氏が13年にQEの早期縮小提唱、市場ゆがめると懸念-議事録

  • QEプログラムの縮小を13年6月にも開始すべきだと主張していた
  • 同年半ばには「テーパリングかんしゃく」と呼ばれる市場の変調発生

パウエル議長

Photographer: Al Drago/Bloomberg
Photographer: Al Drago/Bloomberg

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、FRB理事を務めていた2013年当時、 連邦準備制度の債券購入による量的緩和(QE)が金融市場をゆがめているとの懸念を示し、QE縮小の早期開始を強く求めていたことが、FRBが公開した13年開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で明らかになった。

  11日に公表された議事録によれば、18年2月にFRB議長を引き継ぐパウエル氏は、QEプログラムの縮小を13年6月にも開始すべきだと主張していた。FOMCが実際にQEの段階的な縮小開始を決めたのは、同年12月のことであり、同年半ばにはバーナンキ元FRB議長がその可能性に言及したことに市場が驚き、「テーパータントラム(市場のかんしゃく)」と呼ばれる変調が起きた。

  パウエル氏は13年4月30日と5月1日に開かれたFOMCで、「われわれは購入ペースを落とす次の格好の機会を捉えるべきだと私は考えており、それが6月に訪れると期待している」と発言していた。

原題:Powell Voiced Concern in 2013 Fed Bond Buys Were Warping Markets(抜粋)

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