華為社員ら2人がポーランドで逮捕、中国のスパイとして活動した疑い

中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の社員が、中国のためにスパイ活動をしていたとしてポーランド当局に逮捕された。同社は米国の対イラン制裁に違反した疑いで既に窮地に立たされており、国際的な監視の目があらためて強まりそうだ。

  ポーランド公共放送のニュースチャンネルTVPインフォが11日に報じたところによると、この社員は中国人で、ポーランドの公的セクター向けの販売を統括していた。この逮捕ではポーランド治安当局の元高官も併せて拘束され、元高官は同国の携帯電話事業者オレンジ・ポルスカで働いていた。両者は3カ月にわたり勾留される。

  ポーランド治安当局の報道担当を務めるスタニスワフ・ザリン氏は発表文で、「物証から、2人がポーランドに対するスパイ活動を行っていたことが判明した」と説明。さらにTVPインフォに対し「事件は終結には程遠い」と述べた。捜査はこの2人に関するもので、企業としての華為を対象としているわけではないとも説明した。

  中国外務省の報道担当室はファクスで質問に対し、この件を深く憂慮していると回答。「関係国に対して、法に基づき公正に事案を扱い」、当該者の正当な権利を保護するよう要請しているとした。華為の代表は、会社としてこの問題を調べているとしつつ、それ以上のコメントを控えた。

原題:Huawei Uproar Widens as Poland Arrests Two in China-Spying Probe(抜粋)
  Poland Says China Spy Case Involves 2 People, Not Huawei as Co.(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE