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米国の景気後退リスクは6年ぶり高水準、貿易戦争など影響

San Bernardino, CA Files For Bankruptcy Protection
Photographer: David McNew/Getty Images North America
San Bernardino, CA Files For Bankruptcy Protection
Photographer: David McNew/Getty Images North America

米国がリセッション(景気後退)に突入するリスクは、エコノミストらによればこの6年余りで最も高い。金融市場の不安定な動きや米中貿易戦争、一部の政府機関閉鎖がその背景にある。

  ブルームバーグが過去1週間に実施した調査によれば、今後12カ月間に米国がリセッションに陥る確率(中央値)は25%と、12月に調査した際の20%から上昇した。エコノミストは、米金融当局が1-3月(第1四半期)中は政策金利を据え置くとみている。昨年は計4度の利上げがあった。

  2019年の米経済成長率予想は2.5%。昨年は2.9%になったとの見方が示された。財政刺激による押し上げ効果は薄れるものの、力強い労働市場や賃金上昇などに支えられるとみる。7月まで成長が続いた場合、今回の拡大局面は10年間と、米国史上で最長記録となる。

  ドイツ銀行の米国担当エコノミスト、ブレット・ライアン氏は「リセッションが迫っているとは考えていないが、金融環境はこの2カ月間で著しくタイトになっている。世界の成長を抑制する通商問題も続いており、企業の景況感が若干弱まっている」と述べた。「政府閉鎖が企業の景況感にとって重しとなっているだけでなく、消費者信頼感も引き下げる恐れがある」と指摘した。

U.S. recession probability rises to one of highest levels of the expansion

原題:U.S. Recession Risk Hits Six-Year High Amid Trade War, Shutdown(抜粋)

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