ドイツ銀:米地方都市の業務をインドで、コスト削減に圧力-関係者

  • フロリダ州ジャクソンビルでの会計職をインドのムンバイに移す
  • 経営陣は今年、米国からインドへ移管する業務を増やしたい意向

ウォール街の大手金融機関に先駆け、ドイツ銀行は米国内の低コスト都市で行ってきた「ニアショアリング」業務の一部をさらにコストが安いインドに移管する。

  事情に詳しい複数の関係者によると、ドイツ銀はフロリダ州ジャクソンビルで約60人が担当していた会計業務をインドのムンバイに移す。同銀の経営陣は今年、米国からインドへ移管する業務を増やしたい意向だという。情報が非公開だとして匿名を条件に関係者の1人が述べた。

  ドイツ銀の広報担当者ケリー・マクヒュー氏は電子メールで、「当行は定期的に拠点を見直し、クライアントへのサービスや株主利益の還元を強化するため業務効率を向上させる方法を模索している」と述べた。

  大手銀は従業員をニューヨークからジャクソンビルやソルトレークシティーといった地方都市に移転させている。こうした都市はオフィス賃料が安く、賃金も低いが、生活コストも安い。ドイツ銀ではクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)が米国事業を縮小しているほか、ここ数年間の不祥事や業績低迷を受けて同行のスリム化を図っていることから、米国の地方都市からコストが安い地域へ業務を移管する必要性が高まっている。

原題:Deutsche Bank Said to Outsource Jacksonville Jobs to Mumbai(抜粋)

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