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米財務長官、露ルサールなど3社に対する制裁解除方針を擁護

  • 3社はプーチン大統領と親しいロシア人富豪と関係がある
  • ムニューシン長官の発言は政権の「最悪」の対応の一つ-下院議長

ムニューシン米財務長官は、プーチン大統領と親しいロシア人富豪オレグ・デリパスカ氏と関係がある3社に対する制裁を解除する方針について、撤回する意向はないと示唆した。ただ、議員らが提起した懸念に対応するために、トランプ政権として実施延期を検討する考えも示した。

  ムニューシン長官は、ルサールなど3社に対する財務省の制裁解除決定の目的がロシア政府の支援であることを否定。同長官は10日の議員への非公開説明会後に記者団に対し、「政治的動機には基づいていない」と述べた。3社はアルミニウム市場で大きな役割を果たしている。

Treasury Secretary Steven Mnuchin Interview

ムニューシン財務長官

写真家:Al Drago / Bloomberg

  ペロシ米下院議長はムニューシン長官の擁護発言について、トランプ政権による「最悪」の対応の一つだと一蹴。同議長は、ムニューシン長官は説明会で「ほとんど証言」せず、「議員の時間を無駄にした」と述べた。

House Speaker Nancy Pelosi Holds News Conference Ahead Of Vote To End Government Shutdown

ペロシ下院議長

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  米下院情報特別委員会のシフ委員長は、デリパスカ氏が関与する企業3社への制裁を解除するトランプ政権の方針を巡る自身の懸念をムニューシン長官は払拭(ふっしょく)できなかったと述べた。さらに、下院歳入委員会のニール委員長は「議会による有意義な見直し」を可能にするため制裁解除を延期するようムニューシン長官に要請した。

原題:Mnuchin Defends Lifting Sanctions on Firms Tied to Putin Ally(抜粋)
   Schiff: Mnuchin Failed to Ease Concerns on Rusal Sanction Lift(抜粋)

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