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Photographer: Qilai Shen

それでも勝ち組もいた-アジアのヘッジファンドが期待裏切った18年

  • APSアセットは日本ファンドで1億2000万ドル集めた
  • オプティマスの株式ファンド、昨年のリターンはプラス16.5%
A pedestrian holding an umbrella rides up an escalator as the Oriental Pearl Tower stands illuminated at night in the Lujiazui district of Shanghai, China, on Thursday, Oct. 29, 2015.
Photographer: Qilai Shen

アジアのヘッジファンドは昨年、近年にない成績不振に見舞われ、ヘッジファンドの技量が落ちたと考える投資家がいても不思議はない。

  だがアジア重視のヘッジファンド運用会社の中には資金を集めたところもあった。ユーリカヘッジによれば、アジアのファンドの約3分の1が2018年に純流入を記録した。

  カリスマティック・キャピタルが運用するファンドへのコミットメントは昨年9月から3倍に増え、3億ドル(約325億円)に達したとチンチン・ラム最高投資責任者(CIO)は言う。同CIOは米シティグループとスイスのUBSグループでプライベートバンカーとして働いた経歴を持つ。

Brave Souls

Global hedge fund starts are headed for their slowest year since 2000

Source: Hedge Fund Research Inc.

Note: 2018 data is for first nine months

  他にも幾つかのヘッジファンド運用会社が昨年、資金を集めた。各社の業務実態を直接知る関係者が明らかにした。

  • 香港のWTアセット・マネジメントは18年初めの6800万ドルから約5億ドルに運用資産を増やした。同社は泰仁資本に在籍していた王通書氏が率いる
  • 香港のオバタ・キャピタル・マネジメントは1年間で資産が7億ドル以上に増えた。ブルークレスト・キャピタル・マネジメントでアジア株式チームの責任者だったジェームズ・チェン氏が率いている
  • APSアセット・マネジメントは欧州の1投資家から2億5000万ドルの中国人民元建てA株戦略を託されたほか、同社の日本ファンドで1億2000万ドルを集めた
  • クレディ・スイス・グループのバンカーだったトーマス・ウォン氏が率いる香港のヘッジファンド運用会社オプティマス・キャピタルは18年、資産が4億5000万ドルに膨らんだ。投資家からの新規資金は1億ドルを超えた。同社の株式ヘッジファンドのリターンは昨年、プラス16.5%となった

原題:Asia Hedge Funds Lost Big in ’18, But Some Still Pulled in Money(抜粋)

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