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債券は超長期中心に上昇、海外勢の買いとの見方ー長期金利ゼロ%接近

更新日時
  • 超長期は全年限で新発債利回り低下、長期金利は0.01%に
  • 10年や20年ゾーンなどに買いが入ったのではないかー岡三証

債券相場は超長期ゾーンを中心に上昇。長期金利はゼロ%に接近した。前日の30年債入札が順調な結果となり、超長期債に対する需要の強さがあらためて示されたことで海外投資家などから買いが入ったとの見方が出ていた。

  • 長期国債先物3月物の終値は前日比6銭高の152円57銭
  • 新発10年物353回債利回りは日本相互証券の前日午後3時の参照値と同じ0.02%で開始。その後は0.01%と3営業日ぶりの水準まで低下
  • 新発20年物166回債利回りは2ベーシスポイント(bp)低い0.465%。新発30年物、40年物利回りも低下

市場関係者の見方

 ◎岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 今日は10年債や超長期債がしっかり。10年や20年ゾーンなどに買いが入ったのではないか
  • マイナス利回りの中期に益出し売りを出して入れ替えた可能性も。今の需給環境では10年はプラス利回りなら仕方なく買う人がいるのかもしれない
  • 今週は10年入札を無難にこなし、30年入札も0.7%では買いが入るので順調だった。そこから考えると20年の0.5%もそこそこ堅そうだ

  
 ◎三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 超長期ゾーンがしっかり。前日の30年債入札で需要の強さが示されたことで海外勢などが買いを入れているとの見方が出ている
  • 短期国債3カ月物の入札結果は前回並み。8日は弱い結果が債券相場の重しとなったが、今日の影響は限定的
  • 備考:TB3カ月入札、最高利回りはマイナス0.14%台でほぼ横ばい
20年、30年、40年債利回り推移

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.155%-0.150%0.010%0.465%0.695%0.790%
前日比-0.5bp 横ばい-1.0bp-2.0bp-1.5bp-1.5bp
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