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【NY外為】ドル大幅安、ハト派寄りのFOMC議事要旨受け

更新日時

9日のニューヨーク外国為替市場ではドルが大幅安。複数の米金融当局者によるハト派寄りの発言に加え、連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨でも追加利上げに対する慎重姿勢が示されたことが背景にある。

  ドルは主要10通貨全てに対して下落。一方で原油相場の上昇を手掛かりに、資源国通貨は大きく値上がりした。

  午後に公表されたFOMC議事要旨では、「多くの参加者は、特にインフレ圧力が落ち着いた環境においては、FOMCはさらなる政策引き締めに関して辛抱強くなれる余地があるとの見解を示した」と記された。

  また利上げは議決権を持つメンバーの全会一致での決定だったが、議事要旨によれば「数人の参加者」が据え置きを支持した。

  これより先にシカゴ連銀のエバンス総裁は、インフレ高進の兆候が見られないことから、当局は利上げに関して辛抱強くなることが可能だとの見解を示した。ボストン連銀のローゼングレン総裁もほぼ同様の認識を示した。

  ニューヨーク時間午後4時31分現在、ドルは対円で0.7%安の1ドル=108円04銭。対ユーロでは0.9%下げて1ユーロ=1.1547ドル。

  この日は中国人民元がオフショア取引で4カ月ぶり高値に上昇。3日間にわたり行われていた米中通商協議がこの日終了した。

欧州時間の取引

  欧州時間は資源国通貨が上昇した一方、ブルームバーグのドル指数は低下。3日間続いた米中通商協議が楽観的なムードで終了したとの報道を手掛かりにリスク選好が強まった。

原題:Dollar Breaks Down as Fed Touts Policy Patience: Inside G-10(抜粋)
Fed Minutes Reveal Caution on Rates Missing From Statement
Commodity Currencies Gain on Trade, Dollar Drops: Inside G-10

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