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中国:多くの人が考えているほど財政面の余裕はない-バークレイズ

中国が積極的な財政政策と減税策を講じるとの見通しは誤っているかもしれない。その場合、金融政策が景気支援で果たす役割が大きくなると、バークレイズが指摘した。

  常健氏(香港在勤)らエコノミストはリポートで、「中国の財政政策には、前回の下降局面における異例の拡張的政策の後遺症、悪化しつつある財政状況、将来の年金費用を含む偶発債務の増加などからの制約がある」と分析。

  その上で、「2019年の国内総生産(GDP)成長率は6.2%との当行の予測に対する下振れリスクは増しており、調整のより多くの部分を金融政策が担うことになると予想している」と記した。

  中国人民銀行(中央銀行)は先週、市中銀行の預金準備率を1ポイント引き下げると発表した。バークレイズは、年内にさらに200-300ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の追加引き下げがあると見込んでいる。同行はまた、19年の財政赤字目標の見通しを対GDP比2.8%と予想。従来予想の3%から下方修正した。

原題:China Has Less Fiscal Room Than Many Realize, Barclays Warns(抜粋)

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