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シタデルの旗艦ヘッジファンド、18年のリターンはプラス9%-関係者

  • 昨年はマルチ戦略ファンドがヘッジファンド業界で群抜く成績
  • ミレニアム・マネジメントは5%のリターン、ハドソン・ベイ6.5%

大規模なマルチ戦略型ヘッジファンドは、他のファンドが苦戦した波乱の1年に、利益を上げる方法を見つけた。

  事情に詳しい複数の関係者によると、300億ドル(約3兆2700億円)余りを運用するケン・グリフィン氏のシタデルは、旗艦ファンドの「ウェリントン」で昨年の成績がプラス9.1%だった。イジー・イングランダー氏率いるミレニアム・マネジメント(運用資産350億ドル)は5%近いリターンを記録した。ハドソン・ベイ・キャピタル・マネジメント(同30億ドル)はプラス6.5%のリターンだったと別の関係者は明らかにした。

  これらのヘッジファンドは株・債券や通貨、金利など幅広い商品で運用しており、株式戦略に打撃を与えた高ボラティリティーの環境を生かした。ブルームバーグ・ヘッジファンド・データベースからの暫定値によれば、ヘッジファンド全体の2018年のリターンは平均で6%近いマイナスだった。

  ヘッジファンドに投資するクリアブルック・グローバル・アドバイザーズのティム・ウン最高投資責任者(CIO)は、「マルチ戦略型ファンドというのはどれも同じというわけではなく、そこが鍵になる」と説明。「だが、昨年好調だったファンドはどれも、特に好調だった市場セグメントの少なくとも1つに資産配分していた」と指摘し、ボラティリティーやコンバーティブル・アービトラージ、イベントドリブンなどの分野を挙げた。

原題:Citadel Hedge Fund Said to Gain 9% in Strong Multi-Strategy Year(抜粋)

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