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米債務急増に警鐘、利回り曲線は今年スティープ化へ-ガンドラック氏

  • ダブルラインのガンドラック氏が年次ウェブキャストで発言
  • 「プラグマティック・パウエル」から「パウエル・プット」に

米国の債務急増は「恐ろしい状況」だと米ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏が警鐘を鳴らした。

  同氏は8日の年次ウェブキャストで、米2018会計年度に国の債務が急速に増えたと警告。米国の全世帯が5000ドル(約54万円)まで利用できるクレジットカード3枚を限度いっぱいまで使っているようなものだと述べた。こうした膨れ上がった債務は人々が認識しているより経済に対してずっと大きな脅威となる恐れがあるとし、「われわれは本当に成長しているのだろうか。それとも、ただ借金に頼っているだけなのか」と問い掛けた。

  • リセッション(景気後退)の指標を検証したガンドラック氏は、投資不適格級(ジャンク)債のスプレッドや消費者信頼感・住宅建設会社景況感など一部は黄信号を発していると指摘
  • 「相対論的」に新興国市場に投資する時だとも発言。ドルが下落すれば、新興国株のパフォーマンスは米S&P500種株価指数を上回るだろうとしている
  • ガンドラック氏はまた、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による4日の発言を同議長の降伏だと呼び、「『プラグマティック・パウエル』から『パウエル・プット』に変わった。市場はそれからパーティー状態だ」と述べた
  • 米国債のイールドカーブ(利回り曲線)は今年、スティープ化する可能性があるとガンドラック氏は指摘
  • 最近の相場上昇にもかかわらず、長期債利回りの上昇トレンドは恐らく続いていると同氏
  • 投資家はジャンク債の最近の強さを「ギフト」と見なすべきで、そこから「抜け出す」必要があり、今年はその代わりに力強いバランスシートの企業に焦点を絞るべきだと促した
    • 「それが19年のジグザク相場を生き残る道になるだろう」

原題:Gundlach Likens Rising Debt to Shoppers Maxing Out Credit (1)(抜粋)Gundlach Says Treasury Yield Curve Could Steepen in 2019(抜粋)

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