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米シアーズ、ランパート会長が救済に挑む-競争入札で買収できるか

  • 入札参加には、9日までに約130億円の用意必要-主任弁護士
  • 結果次第で最大5万人に失職の恐れ-事業清算準備も進行

経営破綻に陥った米小売業者シアーズ・ホールディングスの救済に、同社のエディ・ランパート会長が再び挑む。

  前最高経営責任者(CEO)のランパート氏が同社の競争入札に参加するには、9日までに1億2000万ドル(約130億円)を用意しなければならないと、同社のレイ・シュロック主任弁護士は8日の裁判所での審問で述べた。そのうち1790万ドルは払い戻しがきかないという。入札結果次第では、最大5万人が失職する恐れがある。

  同弁護士は「うまくいけばわれわれは入札に参加し、シアーズを継続企業として救うことができる」とコメント。その一方で同社は事業清算準備も進めているともシュロック氏は述べた。

  ランパート氏率いるヘッジファンド、ESLインベストメンツの広報担当者は発表文で、「われわれはシアーズを信じており、利益を伴うシアーズの未来を確実にするため、引き続き全力を尽くす」とした。

  シアーズは昨年10月、連邦破産法11条の適用を申請した。ランパート氏とESLはいずれも同社の大株主で主要債権者。ランパート氏は同社存続に向け、数年にわたって不採算店舗の閉鎖や大規模コスト削減、ランズエンドなど一部部門の分離などを行った。

原題:Lampert Gets Another Chance to Save Sears With New Purchase Bid(抜粋)

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