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イタリア、対策講じなければ20年予算で深刻な問題も-欧州委副委員長

イタリアは付加価値税(VAT)引き上げなどの措置を講じて2020年の赤字を一部穴埋めしない限り、同年の予算を巡り欧州委員会と再びもめる恐れがあると、欧州委のドムブロフスキス副委員長が指摘した。

  イタリアのポピュリスト政権は昨年12月30日、今年の予算案を議会で通過させた。同国は財政赤字目標を当初案より引き下げ、歳出を約束していた一部の項目については翌年に持ち越すことで決着をつけた。

  ドムブロフスキス氏は8日、ラトビアの首都リガで記者団に対し、「2020年分としてイタリアが提示した予算計画は、VATを利用したセーフガード措置の適用に過度に依存している」と指摘し、イタリア政府はこれまでにもVAT引き上げを約束していながら履行しなかったことがあると述べた。

  同氏は「2020年がどうなるかを見極める必要がある。対応策が講じられなければ、実際にイタリアの予算に深刻な問題が生じる可能性がある」と述べた。

原題:Italy May Face Major Issue in 2020 Budget, EU’s Dombrovskis Says(抜粋)

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