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トランプ氏、壁建設で大統領権限の限界に挑む構え-議会軽視

  • ホワイトハウス弁護団、宣言する場合の法的な正当性を吟味
  • トランプ氏、8日夜にテレビ演説-国家安全保障上の危機訴えへ

トランプ米大統領は、国境の壁について消極的な議会の承認を得ずに建設を決定できる国家緊急事態宣言の発動を切望している。同氏の意向に通じた関係者2人が明らかにした。宣言の発動となれば、大統領にどこまでの権限があるのかを試す劇的な動きとなる。

  トランプ氏は国境における「国家的な安全保障上の危機」について8日夜にテレビ演説で国民に呼び掛けると発表しており、切迫感をあおっている。

  トランプ氏が国家緊急事態を宣言するかどうかは、弁護団が法的に正当な動きだと結論付けるかにかかっており、危機時に国防総省の軍事建設資金の転用を可能にする曖昧な法規定の解釈に左右される可能性がある。

  ホワイトハウス内部では、法的な異議を申し立てられることが確実だとしてもトランプ氏は宣言に踏み切るとみる向きもある。ペンス副大統領は7日、記者団に対し、ホワイトハウスの弁護士らが国家緊急事態を宣言する考えについて「検討している」と述べていた。トランプ氏は、宣言をすれば議会承認なしに壁を建設する権限が持てると主張しているが、ホワイトハウスはその法的な正当性をこれまでに説明していない。

原題:Trump Eyes Untested Emergency Power to Fund Wall, Skirt Congress(抜粋)

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