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米国債の利回り上昇は終わり、逃避先の地位回復-ブラックロック

  • 10年債利回り、昨年10月には7年ぶり高水準に達した
  • 今年に入り2.54-2.70%のレンジで推移している

米国債はリスク回避のための逃避先資産としての地位を回復し、一時は7年ぶり高水準に達した利回り上昇は終わったと、ブラックロックが指摘した。

  10年物米国債利回りは昨年10月に一時3.25%を超えたが、今は株価が下落すると投資家が米国債を買うため、利回りが同水準に戻ることはないだろうと、債券担当グローバル最高投資責任者(CIO)のリック・リーダー氏が述べた。

  同氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「中国から良いニュースが出たり、成長が安定し改善したりすれば、10年債利回りが3%を回復することはもちろんあるだろう。しかし、大きな動きはもう見られない」と語った。年限が短めの2年債や3年債を引き続き選好しているが、最近は年限を伸ばして10年債にも投資しているという。

  米10年債利回りは8日、2.69%。今年に入り2.54-2.70%のレンジで推移している。

  リーダー氏は10年債について、「利回りはそこそこ高く、実質金利は魅力的だ。ここ2カ月は株が下落するたびに10年債が良いパフォーマンスを見せた。これは今後も続くだろう」と語った。

リック・リーダー氏

(出典:ブルームバーグ)
U.S. 10-year yield has fallen from October's seven-year high

原題:BlackRock Says Treasuries Back as Havens, Yield Surge Over (1)(抜粋)

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