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イタリア政府、バンカ・カリジェに保証供与-資本注入要請あれば検討

  • 7日夜の緊急閣議で将来の債券発行への政府保証を承認
  • 伊政府は予防的な資本注入の要請を検討する可能性もある

イタリアのポピュリスト連立政権は、資本不足に陥った同国の銀行バンカ・カリジェを支援する用意があることを明確に示した。将来の債券発行への政府保証を承認し、予防的資本注入を支持する姿勢を政府は打ち出した。

  連立政権は7日夜の緊急閣議で、バンカ・カリジェの「預金者の権利と利益を保護する最大限の保証を提供する」政令を承認した。イタリアのコンテ首相がテキストメッセージで明らかにしたところでは、政令は即日施行され、同行の特別管財人が資産整理と営業再開に動くことが可能になる。

  バンカ・カリジェは昨年暮れに必要不可欠な増資が実現できなくなり、欧州中央銀行(ECB)が承認した再建計画の二つの柱の一つを失ったことで、ECBが同行を一時的に管理下に置く異例の対応を取った。特別管財人は3カ月をめどに同行のバランスシートリスクを圧縮し、パートナー候補を探す必要がある。

  閣議後に発表された声明によると、イタリア政府はバンカ・カリジェの自己資本比率を回復させるため、予防的な資本注入の要請を検討する可能性がある。将来発行される債券やイタリア銀行(中央銀行)からの資金供給に対する政府保証を含めて、流動性改善策からカリジェが恩恵を得ることが政令で可能になる。政府によれば、あらゆる保証は、国庫補助に関する欧州連合(EU)規則を順守する形で供与される。

原題:Italy Populists Offer State Guarantees to Failing Carige Bank(抜粋)

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