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10億ドルの売りとオプション組み合わせ-上昇に乗り遅れない投資戦略

  • 4日と7日の米国株4銘柄が絡む取引で大規模ポジション解消
  • コールオプションを買いプットオプションを売る取引も実行

ここ数日の米国株4銘柄のオプション取引を振り返ると、機関投資家が大規模なポジションを解消しつつ相場上昇に乗り遅れない戦略をとっていることがうかがわれる。

  もちろん株式市場で100%確実というものはないが、取引のやり方は大手のファンド運用会社や機関投資家が顧客からの償還請求に応じる際の方法と類似している。

  4日と7日の取引では、DXCテクノロジーとチャーター・コミュニケーションズ、ブリストル・マイヤーズ・スクイブ、ハリバートンの4銘柄合わせて10億ドル(約1100億円)近くの株式が売られた。同時に、コールオプションを買ってプットオプションを売る2月期限のリスクリバーサル取引が行われた。一連の取引は相場変動リスクにさらされる資本を減らす一方、期限までに値上がりの恩恵を受けたり安い価格で買い戻したりもできる。

  プットオプションの行使価格は売却価格を平均で1.7%下回り、買い戻しの水準を示唆している。コールオプションの行使価格は1.8%上回った。

  これらの取引が資産運用会社1社によるものか、複数の投資家によるものかは分からないが、2019年序盤の相場上昇に乗り遅れたくないことだけは確かだ。

Stock replacement theme continues

原題:Four Option Trades Leave Marks of $1 Billion Stock Liquidation(抜粋)

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