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ゲルバンド氏の大型新興ヘッジファンド、リターン1%未満 (訂正)

訂正済み
  • エクソダスポイントは80億ドル調達し昨年6月にトレーディング開始
  • ゴールドマン・サックスAMやブラックロックが投資している

マイケル・ゲルバンド氏は昨年設立したヘッジファンドで過去最大規模の資金を調達した。しかし、投資家への利益はほとんど生み出せていない。

  リターンについて知る複数の関係者によれば、80億ドル(約8700億円)を調達し昨年6月にトレーディングを開始したエクソダスポイント・キャピタル・マネジメントの設立後7カ月のリターンはプラス約0.6%だった。同ヘッジファンドの広報担当者はコメントを控えた。

  ミレニアム・マネジメントの元債券担当責任者だったゲルバンド氏が設立した同ヘッジファンドは、業界で最も期待されていたファンドの一つで、ブラックロックやゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントなどが投資している。エクソダスポイントは市場全般でトレーディングを行うため資産運用者を多数採用した。

  昨年は2月と第4四半期に相場が大幅に変動し、ヘッジファンド業界のパフォーマンスはまちまちだった。アラン・ハワード氏とクリスピン・オデイ氏のファンドは数年にわたって低調だったが、好転。一方、デービッド・アインホーン氏とダン・ローブ氏のファンドのパフォーマンスは2桁のマイナスとなった。昨年は多くのヘッジファンドが閉鎖されたが、閉鎖ペースは2007年以降で最も緩やかだった。

  ゲルバンド氏は、ミレニアムの創設者で資産家のイジー・イングランダー氏の後継者と見なされていたが、ゲルバンド氏の同ヘッジファンドにおける将来の役割について意見の相違があり、2年前に退社した。ゲルバンド氏が競合するファンドを立ち上げ、元同僚らを採用しようとしたことから、両氏は再び対立。後に仲裁によって紛争を解決した。

原題:Gelband Hedge Fund Is Said to Make Under 1% After Biggest Launch(抜粋)

(第2段落の「1-7月」を「設立後7カ月」に訂正します.)
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