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2018年の米住宅減速を予測した運用者、最悪期はまだこれからと予想

  • 住宅は前回の危機以降で最悪の1年となるリスク-スタック氏
  • スタック氏は昨年の住宅建設株の下落を予見

2008年の不動産危機を予測したほか、昨年の住宅市場減速を絶妙のタイミングで言い当てたジェームズ・スタック氏は、2019年についても悪い認識を示した。同氏は資産家向けに約13億ドル(約1410億円)を運用する。

  スタック氏(67)は電話インタビューで、「住宅市場は前回の危機以来の最悪な1年となる可能性がある」と発言。「住宅販売は下落トレンドが今後12カ月余りは続くだろう。リセッション(景気後退)に陥る場合、住宅価格は著しく下落するリスクがある」と述べた。

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ジム・スタック氏

出典:InvesTechリサーチ

  スタック氏は昨年1月、住宅ローン金利の上昇が住宅の値ごろ感の問題や「現在の高騰した住宅相場が再びひどい状況に終わるリスク」を顕在化させていると警告。当時、こうした警告を発していたのは同氏が事実上ただ1人だった。ブルームバーグが同氏の見解を1月22日に報じた翌日以降、住宅建設株指数は10営業日連続の下落となり、同指数は昨年を30%超値下がりして終えた。

  それからほぼ1年がたち、不動産市場および広範な経済に苦難が迫りつつある兆候は増すばかりだと、スタック氏は指摘した。全米不動産業者協会(NAR)によると、昨年11月の米中古住宅販売成約指数は前年比7.7%低下した。

Builder shares fell over the past year as mortgage rates rose

原題:Housing Bear Who Called 2018 Slowdown Sees Worst Yet to Come(抜粋)

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