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日産の志賀取締役が退任の意向、6月任期満了で-COOなど歴任

日産自動車の最高執行責任者(COO)などを歴任した志賀俊之取締役(65)が6月の任期満了に伴い取締役を退任する意向を明らかにした。

  志賀氏が7日、都内で開催した自動車関連団体の賀詞交換会でブルームバーグなど記者団に対して述べた。今後6カ月間は取締役として日産のガバナンス(企業統治)の向上に取り組み、その後は後輩にバトンタッチしたいという。

  志賀氏は大阪府立大学卒業後、1976年に日産に入社。2005年から13年までCOOとしてカルロス・ゴーン前代表(金融商品取引法違反で起訴)を補佐し、その後も副会長などを歴任し、17年6月から取締役を務めていた。

  ゴーン前会長とともに経営を担ってきたこともあり、今回の事件を引き起こしたガバナンス体制については反省しているとした。志賀氏は資生堂の社外取締役候補だったが、一身上の都合として辞退していた。官民ファンド、産業革新投資機構(JIC)の子会社で、旧産業革新機構から既存案件を引き継いだINCJの会長も務めている。

  日産は昨年12月18日、ゴーン前会長をめぐる問題を踏まえてガバナンス改善特別委員会を設置する方針を発表。来年3月末をめどに同委員会から報酬決定の方法についての改善策の提言を受けることが予定されている。同社の西川広人社長は同日の会見で、提言を踏まえた後任会長の任命が望ましいと話していた。

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