中国人民元が対ドルで上昇、1カ月ぶり大幅高の方向

  • 先月4日以来の大きな上げ-元相場は12月半ば以降で約1%上昇
  • 預金準備率引き下げで景気持ち直し期待広がる-スコシア銀
Photographer: Bloomberg/Bloomberg
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7日の中国人民元は対ドルで上昇。このままいけば1カ月ぶりの大幅高となる。景気減速の兆しが広がる中で、中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率の引き下げを先週末に発表したが、元相場は堅調に推移している。

  人民元は現地時間午後1時39分(日本時間同2時39分)現在、1ドル=6.8452元と0.38%高。昨年12月4日以来の大きな上げになっている。水準的にも約5週間ぶりの高値。

  元相場は先月半ば以降で約1%上昇。一方、ドルは大半の主要通貨に対して下げており、7日は米連邦準備制度による利上げペース鈍化観測で約2カ月ぶりの安値を付けた。

  スコシア銀行の高奇ストラテジストは「市場の地合いは改善している。預金準備率引き下げで中国経済の持ち直し期待が広がった。米中が北京で貿易協議を開く中で、投資家は人民元が安定推移すると見込んでいる」と指摘。今後2カ月で1ドル=6.7元、または6.8元まで値上がりする可能性があるとコメントした。

原題:Yuan Shrugs Off Policy Easing to Head for Biggest Gain in Month(抜粋)

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