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メイ英首相、離脱案否決なら「未踏の領域」-再国民投票リスクに言及

  • メイ首相は否決された場合に複数回の採決を目指すかどうか明言せず
  • 再国民投票は国の分断につながり、離脱先延ばしが必要になると警告

メイ英首相は、欧州連合(EU)と取り決めた離脱合意案が今月予定される議会採決で否決された場合、英国が経験したことのない「未踏の領域」に足を踏み入れることになると警告し、反対派を説得する闘いにさらに力を入れる姿勢を示した。

  メイ首相は6日、将来のEUとの通商条件に関する議会の発言力の拡大を提案。さらにEUから新たな保証を得ることを目指し、北アイルランドで合意がどのように適用されるか説明すると約束した。

  首相はBBCの番組で、「予定される今回の採決で合意案が可決されなければ、われわれは現実に未踏の領域に入ることになるだろう。われわれが議会で目にする反応について、何が起きるか誰も正確には予測できないと思う」と語った。

  メイ首相は離脱の賛否を問う再国民投票の可能性は残しつつ、現実に実施されれば、「国の分断」につながり、離脱の先延ばしが必要になると懸念を示し、「2回目の国民投票を行うべきではないというのが私の考えだ」と発言した。首相は自身がEUと合意した離脱案に代わる選択肢は「合意なき離脱」か「離脱なし」だとこれまで繰り返し述べてきたが、その場合どちらを選ぶかには言及しなかった。

  離脱合意案は英下院での審議が9日に始まり、14日に始まる週に採決が行われる予定だ。首相はBBCの番組で、否決された場合に複数回の採決を目指すかどうか明言しなかった。

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6日のBBCの番組で話すメイ英首相

写真家:Jeff Overs / BBC

原題:May Fights for Brexit Deal, Warns of Second Referendum Risk (2)(抜粋)

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