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日本株は大幅反発、米雇用改善や柔軟な金融政策期待-全業種上げ

更新日時
  • 非農業部門雇用者数など伸び加速、米FRB議長は柔軟姿勢を示す
  • 主要株価指数は大発会の下げ分帳消し、東証1部の92%が高い
Japan Stocks Play Catch Up in Global Slump After Four-Day Break
Photographer: Takaaki Iwabu/Bloomberg
Japan Stocks Play Catch Up in Global Slump After Four-Day Break
Photographer: Takaaki Iwabu/Bloomberg

7日の東京株式相場は3営業日ぶり大幅反発。米国の雇用改善や柔軟な金融政策への期待、中国景気刺激策から業績懸念が後退し、電機や機械など輸出関連、非鉄金属や化学など素材、サービス株中心に東証全33業種が上げた。TOPIXは3営業日ぶりに1500ポイント、日経平均株価は2営業日ぶりに2万円を回復、ともに昨年終値を上回った。

  • TOPIXの終値は前営業日比41.37ポイント(2.8%)高の1512.53
  • 日経平均株価は477円01銭(2.4%)高の2万0038円97銭
  • 東証1部33業種で上昇率上位は電機、不動産、機械、海運、非鉄金属など

市場関係者の見方

プリンシパル・グローバル・インベスターズの板垣均社長

  • 米景気には悲観するところが全くない、市場の半分程度は弱気に傾いていたとあってことしは良い経済データが出るたびに反発する相場が続くだろう
  • 現在の米国株安は過去5年程度上がり過ぎたことによる調整の意味合いが大きい、景気・株価が下落局面に入ったとの見方にはくみしない
  • バリュエーションから判断してことしの日本株は米国株をアウトパフォームする可能性、昨年高値こそ超えないだろうが下がったら買いとのスタンスで良い

水戸証券投資顧問部の酒井一チーフファンドマネージャー

  • 景気減速懸念に加えて現在のグローバル株安の根底には米FRBのバランスシート縮小が影響していた、FRBが資産縮小ペースを遅めるならリスク資産にとってポジティブ
  • 株価の下値リスクは低下した、日経平均では1万9000円台前半が当面の下限ラインとなる可能性
  • きょうの東京株市場は買い戻しが主体、大きく下がった銘柄を中心にリターンリバーサル効果が出ている
  • ただ、株式市場のボラティリティーがなお大きいことやFRBのスタンスをじっくり見極める必要性から相場のトレンドが転換したかを判断するのは難しい

東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト

  • 雇用統計での予想外のファンダメンタルズ好転は驚き、米景気が減速しているのは事実だが2000年や07年などのリセッション前とは景色が違う
  • リセッションを見込んでいた向きは買い戻しを強いられる、株式市場は2月中旬まで戻りを試す可能性
  • ダボスでの米中会談に関するSCMP報道は、交渉が進展しているから会談するということだろう、株式市場にとってかなりプラス
  • 中国の預金準備率の引き下げは半年後に融資額に影響する傾向、同融資額は中国株に連動していることから株式市場に好感されやすい
    7日は昨年末終値を上回る

背景

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