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ボラティリティーが目覚めた-外為トレーダーは「2019年」に期待

  • 円やトルコ・リラ、豪ドルは今年最初の週に劇的に変動
  • 「他の資産から外為市場に輸入される不確実性」をRBCは指摘
Dealers At A Foreign Exchange Brokerage As Yen Extends Advance Against The Dollar
Photographer: Junko Kimura-Matsumoto/Bloomberg
Dealers At A Foreign Exchange Brokerage As Yen Extends Advance Against The Dollar
Photographer: Junko Kimura-Matsumoto/Bloomberg

外国為替トレーダーらは、ここ数年のボラティリティー不足に悩まされていた市場に「2019年」が新たな命を吹き込むことになると期待している。

  今年最初の3営業日で既に、トルコ・リラやオーストラリア・ドル、円などの通貨は劇的に変動した。いわゆる「フラッシュクラッシュ」は流動性の低さを反映したものかもしれないが、市場参加者は英国の欧州連合(EU)離脱から貿易戦争まで、ボラティリティーをさらに高める可能性のあるリスクイベントを注意深く見守るだろう。

Gauge of price swings in the world's major currencies breaks out of range

  リスク回避の波の中でG7通貨のJPモルガン・ボラティリティー指数は4日までの週に、2017年4月以来の高水準に達し、投資家は円に逃避した。米中関係の緊張は続き、英国のEU離脱問題は解決していない。イタリアの銀行は依然として圧力にさらされており、外為市場のボラティリティーは高止まりする公算が大きい。

  RBCヨーロッパのチーフ通貨ストラテジスト、アダム・コール氏は「他の資産から外為市場に輸入される不確実性」を踏まえると、最近の大きな変動と「同じような状況が再燃することは想像にかたくない」とし、「19年は恐らく、18年よりもボラティリティーが高くなるだろう」と語った。

原題:FX Traders Are Betting That Volatility Has Awoken From Slumber(抜粋)
FX Traders Are Betting That Volatility Has Awoken From Slumber

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