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株式は「押し目買い」を、今年のリターン14%見込む-シティグループ

  • ストックス欧州600、現水準から18%上昇する可能性
  • リセッション懸念は行き過ぎ、1株利益の伸び減速にとどまる

リセッション(景気後退)懸念は行き過ぎで、2019年は1株利益の伸びが減速する程度にとどまると、シティグループが予測した。同行は株式の押し目買いを投資家に勧めている。

  ロバート・バックランド、ジョナサン・スタッブス両氏を含むシティのストラテジストは、今後1年間の世界株式のリターンをプラス14%と見込む。18項目の「弱気相場チェックリスト」のうち、赤旗に該当するのは3.5項目にすぎないという。

シティ株式ストラテジストの株価指数目標

地域指数現水準年末目標見込み上昇率(現地通貨建て)見込み利益(ドル建て)
米国S&P 5002507285014%14%
欧州Stoxx Europe 60033840018%26%
英国FTSE 1006728750011%21%
日本Topix1494165010%14%
アジア(日本除く)MSCIアジア(日本除く)59766010%11%
オーストラリアS&P / ASX 2005646630012%15%
新興市場MSCI EM966110013%14%
グローバルMSCI ACWIローカル53260514%16%
出典:シティリサーチ、MSCI 現水準の値は2018年12月31日時点

  バックランド氏は「株価評価には上昇の余地があり、資金流入は乏しく、企業の活動は低調だ」と指摘。「平たんなイールドカーブとクレジットスプレッドの拡大が不安だが、強気相場の高揚感を示す伝統的なサインがないことが目立つ」と続けた。

  シティのストラテジストは、2019年に企業の1株利益の伸びは世界平均で4%と見込む。市場のコンセンサスである7%に比べて低いが、現時点で市場が織り込む4%減よりは高いと、バックランド氏は述べた。

  同氏らはドルが今年は下落すると予想し、新興国株式の評価をオーバーウエートに引き上げた。米国株も1株利益の伸び減速がすでに織り込まれているとしてオーバーウエートを維持する一方、オーストラリアと日本は引き続きアンダーウエートとした。

原題:Citi Says ‘Buy This Dip’ and Sees Equities Returning 14% in 2019(抜粋)

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