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PIMCO:新興国通貨の売出債は低調続く見通し、日本の関心薄い

  • 2018年の日本勢による新興国通貨建ての売出債販売はここ12年で最悪
  • 世界的に劇的な変化が起きない限り今年もトレンドが続く可能性

日本で新興国市場に対する関心が失われつつある。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、日本の個人投資家に昨年販売された売出債のうち新興国通貨建てはわずか8%と、12年ぶりの低水準を記録。過去10年間の平均値の半分程度だった。

Bad Romance

Share of Uridashi sales in emerging-market currencies hit 12-year low in 2018

Source: Bloomberg

  売出債を支える日本の個人投資家の関心が薄れたのと同時に、昨年の新興国通貨は2015年以来の大幅な下げとなった。この結果、投資家は円や米ドルといった比較的安全とみられる通貨で発行される債券に動いた。米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の新興国市場ソブリンクレジット世界責任者ルピン・ラーマン氏によると、通商を巡る緊張が続き、米国が今後も底堅い成長を記録する限り、2019年もこのトレンドが続く見通しだ。

  ラーマン氏は「新興国市場については、世界的に何か劇的な変化が起きない限り債券発行は純減が続くだろう」と述べ、「回復するためには米国発の弱いデータか問題がもっと必要だろう」

原題:Pimco Sees Emerging-Market Uridashi Waning as Japan Craving Dims(抜粋)

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