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アップル関連株が下落率上位、村田製は9.8%安と2年ぶり水準

更新日時
  • ロームとミネベアミツミは村田製に次ぐ下落率、TDKも売られる
  • アップルは中国での需要低下を理由に20年ぶりに売上高予想引き下げ

米アップルが2018年10-12月の売上高予想を引き下げたことを受け、4日の東京市場ではサプライヤー(部品の供給企業)の株価が値下がりした。下落率の上位はアップル関連とされる銘柄が占めた。

  電子部品を手掛ける村田製作所の終値は前営業日比9.8%安の1万3490円となり、16年11月以来、2年2カ月ぶりの水準となった。下落率は時価総額5000億円以上の銘柄で最大。

  ロームとミネベアミツミの終値は8.7%安、7.9%安と村田製に次ぐ下落率となった。TDKやルネサスエレクトロニクス、日本電産なども売られた。

村田製は下落率が最大に

  アップルは2日、中国での需要低下を理由に、ほぼ20年ぶりに売上高予想を引き下げた。「iPhone(アイフォーン)」ユーザーによる買い替えが低調だった。3日の米株式市場では1年8カ月ぶりの安値で引けた。一時、1ドル=104円台となった円高も合わせ、日本企業には厳しい経営環境となる。

  3日の台湾市場ではアイフォーン組み立てを請け負う鴻海精密工業やプロセッサーを提供する台湾積体電路製造(TSMC)も下落。韓国では、LGイノテックや半導体メーカーのSKハイニックスが下げた。

  みずほ証券の倉持靖彦投資情報部長は「アップルの業績悪化はサプライヤーにとって数量減少につながる」と指摘。アップルが利益を確保するために経費削減に動けば「下請けへの圧力となりやすく、両面で影響が懸念される」と述べた。

(村田製の株価を更新しました.)
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