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中国依存高い米企業の株価が軒並み下落、一段の景気鈍化懸念で

  • アップルの予想外の売上高見通し下方修正で売り圧力強まる
  • キャタピラーやボーイング、自動車部品銘柄が売られる

米アップルによる予想外の売上高見通し下方修正を受け、投資家は中国へのエクスポージャーが全て期待通りとはならないことを認識し始めている。

  2日遅くの発表を受け、3日の米株式市場では、貿易摩擦を巡る不確実性が重しとなっていた幅広い業種にわたって中国への依存度が高い銘柄が売られた。米大統領経済諮問委員会(CEA)のハセット委員長がこの日、米中貿易戦争のために予想を下回る業績を発表せざるを得ない米企業はアップル以外に多数あるだろうと発言したことも追い打ちを掛けた。

U.S. firms exposed to China

四半期収入の10%超を中華圏で上げている時価総額50億ドル超の企業

  中国の景気減速の可能性はかなり前から投資家心理の重しとなっていたが、昨年12月の製造業景況感の落ち込みを示す統計の発表を受け、センチメントが今週一段と悪化した。アップルは見通し下方修正の背景について、「特に大中華圏でこれほどの経済鈍化は見込んでいなかった」と説明した。

  貿易交渉を巡る不透明感が打撃となっていたキャタピラーとボーイングは3日、いずれも4%近く下落して終了。売り上げの大きな部分を中国に依存しているデルファイ・テクノロジーズやボルグワーナー、リアといった自動車部品銘柄も売られた。ウエスタンデジタルやアンフェノールなどテクノロジー株の下げもきつかった。

原題:Investors Punish U.S. Companies Vulnerable to China Slowdown (1)(抜粋)

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