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日本株は大幅続落、米中景気懸念とアップル業績悪化ー円高で輸出安い

更新日時
  • 大発会としてはTOPIX、日経平均とも3年ぶりの下落
  • 米アップル10-12月売上高予想を減額、村田製など関連銘柄が下落
Stock Angst Snowballs as Japan's Nikkei 225 Enters Bear Market
Photographer: Shoko Takayasu/Bloomberg
Stock Angst Snowballs as Japan's Nikkei 225 Enters Bear Market
Photographer: Shoko Takayasu/Bloomberg

4日の東京株式相場は大幅続落。大発会としては3年ぶりの下落となった。米国と中国の製造業指標が市場予想を下回り、景気減速懸念が強まった。為替相場の円高推移や米アップルが売上高予想を下方修正したことから、電機や機械など輸出関連を中心に売られた。

  • TOPIXの終値は前営業日比22.93ポイント(1.5%)安の1471.16
  • 日経平均株価は同452円81銭(2.3%)安の1万9561円96銭
  • 東証1部33業種は村田製作所やロームなどアップル関連銘柄の下落を受けて電機が安く、精密機器、機械、化学などが下落率上位、半面、円高推移で燃料費負担の軽減につながる電気・ガスや陸運などは上昇

市場関係者の見方

みずほ証券の倉持靖彦投資情報部長

  • 米ISM製造業指数は新規受注が51.1と拡大と縮小の節目となる50近くまで低下し、景気減速モードが強まった。米中貿易摩擦を背景に、グローバルに企業業績への信頼感が失われつつある
  • アップルのトップライン予想引き下げは下方修正でも一番影響が大きく、利益悪化につながりかねないことから、サプライヤーの日本企業にも影響が懸念される

証券ジャパンの大谷正之調査情報部長

  • ドル・円相場に加えて英国の欧州連合(EU)離脱問題やフランス情勢などを背景にユーロ・円が1ユーロ=122円台と円高が進み、想定レートを130円台にしている企業が多い中では業績への影響が懸念される

三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジスト

  • 日経平均のPBRでみれば株価は1万9390円あたりが下値の目安で押し目買いが期待されるほか、米中の通商協議で具体的な動きが見えてきたのは好材料、中国株の上昇が午後の下げ渋りの背景
  • ただ、日本時間今夜に米雇用統計の発表を控えており、予想を大きく下振れるとリスクオフの流れが強くなるとの警戒から、積極的には買い戻しづらい
大発会では3年ぶりの下落

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